ファビコンが表示されない原因は、必ずしもファイル自体とは限りません。ブラウザ、CDN、サービスワーカー、検索エンジンが、それぞれ違う版を保持している可能性があります。順序立てて調べることで、複数の条件を同時に変えずに原因を絞れます。

ファイルのリクエストから調べる
link要素が参照する正確なURLを開きます。認証なしで、適切な内容が、不要な連続リダイレクトなく返る必要があります。favicon.icoという名前でも、HTMLエラーページならアイコンとして読み込めません。
ネットワークパネルでiconまたはfaviconに絞り込みます。最終URL、ステータス、コンテンツタイプ、キャッシュから返されたかを記録してください。
| 確認項目 | 期待する結果 | 修正方法 |
|---|---|---|
| 直接URL | 200で画像を返す | パスやデプロイを修正 |
| link要素 | head内に存在 | 出力HTMLを修正 |
| キャッシュ | 新しい応答を取得 | 削除して再確認 |
| クロール可否 | ファイルにアクセス可能 | ブロックを解除 |
実際に出力されたHTMLを確認
元テンプレートだけでなく、生成された文書を調べます。拡張機能、テーマ、コンポーネントが別のアイコン要素を後から追加し、ブラウザがそちらを選んでいる可能性があります。
深い階層のページからのパスと、ファイル名の大文字・小文字を確認します。大文字・小文字を区別するサーバーでは、Favicon.svgとfavicon.svgは別ファイルです。
キャッシュを層ごとに切り分ける
まず新しいプロファイルか、ネットワークキャッシュを無効にして試します。配信元には新画像があるのに公開ドメインでは古い場合、CDNをパージしてください。PWAをインストールしている場合はサービスワーカーとマニフェストも確認します。
次回の更新では、バージョン付きファイル名にすると変更を明確にできます。慣例として要求するクライアント向けに/favicon.icoも維持してください。
ブラウザと検索結果を分けて考える
Googleは、クロール可能でホームページに関連付けられた正方形のファビコンを要求します。アイコンのURLはページとは異なる時点でクロールされるため、修正後も反映まで時間がかかります。
URL検査でホームページにアクセスできることを確認し、変更した場合は再クロールをリクエストします。その後は処理を待ってください。ローカルブラウザのキャッシュを消しても検索インデックスには影響しません。
一次資料
よくある質問
古いファビコンが戻るのはなぜですか?
キャッシュ、サービスワーカー、重複したアイコン要素が古いファイルを返している可能性があります。削除する前に、実際に読み込まれたURLを確認してください。
バージョンのクエリパラメーターだけで十分ですか?
一部のキャッシュを回避できますが、新しいファイル名のほうが明確な場合があります。代替の/favicon.icoは維持してください。
Googleのファビコンはすぐ変わりますか?
いいえ。Googleがページとアイコンを再クロールして処理する必要があります。正確な所要時間は保証されていません。